特別な紙
LIMEX(ライメックス)
石灰石を主原料とするLIMEXは、プラスチックや紙の代替として使用することが可能な新素材です。水や木材パルプをほぼ使用せず製造することが可能なため、環境保護にもつながります。また耐久性にも優れており、屋内外で利用することが可能です。実質「100%再生可能エネルギー由来」「CO2排出係数ゼロ」の電力を使用している、自社製造拠点である宮城県の「白石工場」と「多賀城工場」で製造されています。
バガスシュガーF
バガスとは、サトウキビの絞りかす(茎、葉など)です。サトウキビは、砂糖の生産を目的として、栽培されていますが、絞り汁の残りであるバガスは年間1億トンも発生していると言われています。このバガスは通常、廃棄物として処理されます。しかしこのバガスから繊維を取り出すことでバガスパルプとして再利用することができます。バガスの再利用は、紙の原料ある森林資源の消費抑制に繋がるため、Co2削減に貢献できます。さらにサトウキビの廃棄物削減にも寄与することができ、二重の効果が期待できます。
ASUKAMI®(アスカミ)マテックス
会社で日々生じる使用済みコピー用紙、アパレル工場にて生産の際に発生する衣類など、今までは「不用品」として処理をされていた廃棄物を新しい紙に生まれ変わらせるプロジェクトで、かつての「不用品」は今は「資源」「財産」となりました。資源に新しい用途を与え、明日につなげる、それが「ASUKAMI®」です。「ASUKAMI®(アスカミ)」は、紙類や衣類等、不要な繊維の廃棄物を新たな紙製品に再利用したサステナブル製品です。
エコ玉名刺用紙-FS
「カミシェル(CaMISHELL)」とは卵の殻を配合した新しい用紙です。2020年の日本の鶏卵生産量は263万トン以上。この卵の殻は肥料やカルシウム強化食品として利用されるケースもあるものの、多くがそのまま産業廃棄物として処理されてしまいます。そこで考えられたのが、卵の殻を配合して作る紙「カミシェル」です。この技術をつかった製品開発は新生紙パルプ商事と三菱製紙の2社と共同で行い、新生紙パルプ商事は紙の原料となるパルプの代わりとして最低10%の卵の殻の配合を目指すとしています。SDGsにつながるエコロジーな名刺素材として注目されています。
kome-kami(コメカミ)
フードロスペーパー第一弾として開発された紙祖座いで、食べられなくなったお米などを活用してできた紙素材を「kome-kami(コメカミ)」と名付けました。食用に適さない古米、備蓄用に使われていたアルファ米で廃棄されてしまうもの、メーカーなどで発生する破砕米、一般の家庭や流通段階で食用では使えなくなってしまったお米などを活用して新素材にアップサイクルします。kome-kamiは紙そのもののもつ豊かな風合いにお米の質感が加わり、ラフでありつつもしっとりとした相反する表面を実現しました。また色は艶やかなお米を思わせるナチュラルな白さとなりました。ずっとさわっていたくなる独特な質感です。印刷性にも優れているのが特徴。またFSC認証も取得しておりさらに環境に配慮しています。
バナナペーパー
ザンビアの有機バナナ畑で通常捨てられてしまう茎繊維に、日本の和紙工場等でFSC®認証パルプを加えて作っています。残念ながらバナナの香りは残っていませんが、学校の教科書にもフェアトレードやエシカルな紙として取り上げられている紙です。
特別な印刷・加工
ホワイトトナー
カラー用紙やファンシーペーパー等に通常の4色インクでは表現できなかった「ホワイト(白色)」で印刷が可能になりました。トレーシングペーパーやクラフト紙、濃色紙に良く映えるのでプロセスカラーでは難しかった濃色紙や透明紙上での表現力が飛躍的に向上します。シンプルでクールな名刺や、可愛い雰囲気のショップカードなどにどうぞ!
PP加工
名刺の表面をフィルムでコーティングします。PP(ポリプロピレン)フィルムを圧着し貼り合わせることで、摩擦や傷から保護するだけでなく、光沢や高級感が増します。耐久性からショップのプライスカードやPOPなどにオススメです。